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モラハラ夫と離婚するために 自分で気がつけない妻とその特徴

目次

モラハラ夫と早く離婚するための準備

「モラハラ夫と離婚したい!!」 こんなワードがネットでは飛び交っていますよね。

私もネットでつぶやいていたひとり。
そして長い長い時間を掛けて離婚しました。

モラハラ夫と離婚するには時間がかかります。 一般的にも時間と労力がかかる離婚。
モラハラ夫との離婚協議が長引くと精神的に辛い日々が続きます
。今、何からしたらいいか悩んでいる人。 この記事が少しでもお役に立てますように。


心の限界 自分の夫がモラハラ夫だと気付くまで

モラハラが続いたら普通気付くでしょ? そんな風に私も思っていました。
しかし、怒鳴ったり、物を壊したりする元夫。 結婚するまでは優しかったし、私にも悪いところはあるし・・・。
当初は、そんな気持ちでモラハラを受けていることを認識できませんでした。

自分で気付くタイミングは心の限界がきてる時。
そこまで辛くなる前に早く気付くことができていればと何度も後悔しました。
1つ1つ些細なことに見えるかも知れませんが散るも積もれば山となる。

モラハラの我慢は禁物です。 私が実際に受けたモラハラの内容の一部とその時の心情をお伝えしたいと思います。

私ってモラハラされてる?

▼責め続ける 元夫は私の失敗を許しません。

例えば、洗濯物を乾燥機からすぐ取り出して畳まないとしわくちゃになりますよね。
そういった家庭によくある失敗をただ、1度忘れてしまっただけで何時間も何日も責め続けられます。 話の途中で、すでに洗濯の話からズレて過去にあった私の色んな失敗を持ち出して、人格否定されるので自分が出来ない嫁だなと思うようになりました。
こういったことは日常でした。
日常なので、嫌だな、言い返したいな、という気持ちより「私がしっかりすれば済むこと」と 自分に非があったから責められるのだと思い込むようになります。
▼友人や親族との連絡をとらせない モラハラを受けている中で一番辛く、心が限界になるきっかけとなりました。

私の場合ですが、きっと元夫は私にきつく当たっていることに気が付いていたと思います。 なぜなら、モラハラ行動をした後必ず優しくなるから。
私が両親や友人に告げ口するとでも思ったのか、連絡と取ることを禁じ、スマホやパソコンの履歴のチェックは毎日欠かさずされていました。

数か月経ち、このタイミングで体調が悪くなりモラハラを受けているのではと自分で疑うようになりました。 そしてやっと信頼している友人に相談することを決意します。

信じてもらえない

友人に相談することを決意し、やっとの思いで相談すると・・・。
「あんなにいい人なのに」 「想像がつかない」 「私にも悪いところがあったのでは」 という言葉が返ってきてまともに信じてもらえませんでした。
そんな風に捉えられてしまうんだ・・・と悲しくもなりましたが友人がそのような考えになるのも無理もありません。

何故ならば、元夫は外面がとても良いからです。
大手企業に勤め、会社からの信頼も厚く、もちろん交友関係もよく私の親族にも気に入られていました。
もちろん両親にも相談しましたが最初はまともに聞いてもらえず、夫婦喧嘩程度で理解されていました。
結局信頼していた友人や親族には信じてもらえず、相談したのが間違いだったと思うと同時に、やはり自分の我慢が足りないのかな、みんなこんな感じなのかなという気持ちで片づけていました。
きっかけは病院の張り紙。
それからもまたモラハラをされる日々を送っており、体調を崩すことが多くなり病院へ通っていました。

頭痛やめまい、立ち眩みがあり内科へ受診していたのですが診断は【貧血】。 特に他の病名など疑いもせず処方された鉄材や漢方を飲んでいたのですが、ある日病院の待合室の掲示板を見てハッとしたのです。 そこにはモラハラの文字と自治体の相談窓口の電話番号があり、すがる思いで電話しました

相談の予約をとり、今までの経緯を伝えると 「あなたはモラハラを受けていますよ」と言われ、一気に救われた気持ちになりました。
それからは自治体で行っている無料の弁護士相談の紹介を受け、離婚する意思があるのであれば証拠が必要なこと、その後の事をすることができました。

相談を終えて、最初に思った事は「最初から弁護士へ相談すれば良かった」です
私は間違っていなかったし、まともなんだと心から安心しました。  

そもそもモラハラの特徴って?

妻より優位であることを示したかったり、異常にプライドが高かったり、 暴力的な発言をしても妻が自分を思う気持ちがあるか試していたり・・・そんな特徴があります。

具体的な例を挙げるとしたら ・イライラすると怒鳴ったり物を壊す ・友人や親族との連絡をとらせない ・外出を許さない ・長時間にわたる説教 ・生活費を渡さない ・誰のおかげで生活できると思っているんだ、などの威圧的な発言 ・ミスがあれば責め続ける ・食事が気に入らなければ他の物を食べる ・無視をする・・・など

言葉だけでは無く、態度や束縛、制限をして精神的暴力を与えることがモラハラの特徴です。


何で離婚に時間がかかるの?

冒頭にお伝えした通り、私はモラハラ夫と離婚するのに長い時間がかかりました。
自分の方が優位でありたいと思っているモラハラ夫が聞く耳を持つと思いますか? 支配下に置いていたはずの妻に離婚を切り出されたらプライドが許しません。
あるいは、自分がモラハラをしている自覚がありません。

すなわち、当人同士の話し合いからスタートすると時間がかかります。
話がこじれてしまい、外出禁止や友人や親族と連絡を取らせないなどモラハラが加速し周りへの相談も遮断され危険になることも。

まずは離婚する為の念入りな準備をして臨みましょう。


証拠集めがカギ

モラハラはDVの様に目に見える傷が残らず、日常の中でされ証拠を残すことが難しいです。
話が進まなかったり調停や裁判になった場合には証拠が必要です。 そこで証拠になる物とどのように集めたらいいのかをご紹介します。

【録音した音声】 スマートフォン、ボイスレコーダーで録音できます。 ポケットに入れていても録音は出来るので、録音ボタンを早めに押しておくと、いつモラハラがあっても 記録することができます。
長時間になってしまっても、必要な部分だけ切り取れば大丈夫。 また、

前後の会話も記録されていると分かりやすく証拠として信憑性があります。 自分の声が記録されているので言い逃れできない為、有効な証拠になります。

【LINEやメールのスクリーンショット】 モラハラの内容があるLINEやメールはスクリーンショットで残しておくか、別の場所へ転送しておきましょう。
相手がスマートフォンをチェックする事があると、証拠集めしているのがバレてしまうおそれがある為。

【診断書】 モラハラをうけた人の中には精神を病んで病院へ受診する場合も。 うつ病や自律神経失調症、適応障害など様々です。 そういった症状がある人は早めの受診と必ず診断書をもらってください。

【日記】 モラハラがあった日の出来事だけではなく、日付や時刻、その日の予定も含めて毎日記録したほうが信憑 性があります。 手書きであっても証拠になるので出来るだけ残して置きましょう。

いざ証拠集めをしようとしても怖くて出来なかったり、タイミングが合わなかったりとそう簡単には集められません。 逃げたい!!!離婚したい!!!と思ったらすぐに集めを始めてください。


第三者、相談機関へ相談する

最初に弁護士へ相談することをおすすめします。 きっと友人や家族など信頼出来る人へ先に相談するケースが多いと思いますが、落とし穴があります。

モラハラ夫の特徴として外面が良いので、夫の事を知っている人へ相談すると

「良い人なのに」 「そんなわけない」 「考えすぎ」

と信じてもらえないケースも。

そうなると、 「私の考えが間違っているのかな・・・」 「我慢が足りないのかな・・・」

と自分自身に非があると考えてしまうといけません。

弁護士と聞くと費用の心配が第一に頭に浮かぶと思いますが、相談料無料の弁護士事務所や家庭裁判所の家事相談室へ相談すると費用の心配はありません。 まずは相談して、手続きの手順や費用のことなどを知ることが大切です。

それから友人や親族へ相談しても遅くないと思います。 その方が第三者の意見も交えて相談出来るので信じてもらえるケースが多いです。

相談するならまず専門機関へ

各自治体にDVやモラハラの相談窓口は必ず設けられています。
費用の心配や何からしたらいいか分からない人、助けが必要な人の為にあるので勇気を振り絞って相談してみることをおすすめします。

他にも、一般の弁護士事務所でも無料相談があり、家庭裁判所の家事相談室へ相談するという選択もあります。
友人や親族だけではなく助けてくれる相談機関があります。 まずは専門家に相談して、自分はモラハラを受けていて助けが必要だということを認識し、どうしたいのかを判断することが必要。
それから離婚や別居など、手続きの手順や費用のことなどを知ることが大切です。
私は知識がない中、モラハラ夫だという事に気付かず我慢し、体調を壊し、急に友人や親族へ相談したことによって離婚までかなり時間がかかりました。
自分の夫はモラハラ夫なのか?そんな判断も出来ない人は多いと思います。
辛い日々を送り続ける前に一度、勇気を振り絞って相談機関へ行ってみては? きっとその日から、前を向いて歩くことが出来るはず。


別居をする

別居をすれば、確実に今の生活より幸せを感じられるはず。
証拠を持って第三者へ相談し、この時点で離婚に向けての道筋が見えてきています。
転居先を探すのも一苦ですが、まずは距離を置くことが大切です。

また、別居したことにより普段家事をしないモラハラ夫が困り、連れ戻す為に優しい言葉を掛けてくることも。 しかし、絶対に無視する、対応しないこと。 これは鉄則です。 すでに弁護士を立てているのであれば、交渉してくれるはず。 または、最後に相談した親族や友人に頼ってください。


まとめ

・モラハラ夫の特徴 ・離婚するのに時間がかかること ・証拠集めが必要 ・弁護士へ相談後親族への相談をする ・別居をする

上記のような順番でお伝えしましたが、これはモラハラ夫と長い時間を掛けて離婚をした私が考える最短の離婚への道だと考えます。
モラハラ夫と離婚するには、モラハラを自覚していない、認めない相手に認識をさせる必要があります。
それは当人同士の話し合いでは絶対に無理。 モラハラは治りません。

しっかり準備をして、最短で幸せを取り戻してください。 自分を犠牲にしないで、大切にしてくださいね。

kinako著 管理人監修

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この記事を書いた人

斎藤一人さんの「変な人の書いた成功法則」で人生を救われた人。12年間の会社員生活ののち妻の借金が発覚。離婚→再婚し、日々斎藤一人さんの教えを実践しています。ニートの娘がいる。

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