人生は神様を参考にするとうまくいく
神様ってどういうイメージ?
- 完璧なひと
- 何でもできる人
- スゴイ包容力があって何でも許してくれる人
唯一神である海外の神様はそんな感じかも
ですが・・・・・・
日本の神様がやばい(古事記)
天照大神
スサノオ(天照大神の弟)が高天原であばれたから天の岩屋戸にかくれる
アメノウズメが踊りを踊っておびき出しなんとか日の光がもどる
スサノオ
暴れん坊すぎて天照大神が天の岩屋戸に引きこもる
高天原にいられなくなり地上へ
途中1人殺す→地上にてきれいなお姉さんに求婚(クシナダヒメ)
→クシナダヒメがいけにえにされようとしていたヤマタノオロチを退治
とつぜん英雄になる
父 イザナキ 母 イザナミ
イザナミが火の神様を生みやけどを負って死ぬ
→イザナキがおこって生まれたての赤ちゃんを殺す→イザナミが忘れられず黄泉の国→イザナミの約束破って追いかけられる→なんとかにげる
川で禊(みそぎ)をする
→アマテラスオオミカミ、ツクヨミの命、タケハヤスサノヲの命が生まれる
日本の最高神のアマテラスオオミカミは弟のスサノオがひどすぎて引きこもりにスサノオはやりたい放題で地上に追放される。
父母であるイザナキ、イザナミも赤ちゃん殺したり、見ないでくださいという約束破ってイザナミに追いかけられたりする。
アマテラスオオミカミ
人気があったし人を束ねるちからがあった
→みんなが知恵を絞って出てきてくれるようにおどる
タケハヤスサノヲ
行動力がある
求婚してから八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治
退治するから結婚してではないのがミソ
人(神)は変わることができる
暴れん坊から英雄へ
イザナキ
行動力があってくじけない
黄泉の国へ追っかけて行って
ひどい目にあいながら逃げ切る
禊をした結果、日本の神様を生む
大国主命(オオクニヌシノミコト)
神の中の神(出雲の神)出雲では神無月が神有月になる
- 兄たちにいじめられ2度も殺される
- 母親に生き返らせてもらう
- 妻の父スサノヲにいじめられる
- 妻に助けてもらう
- 地上世界が荒れ果てて困ってします
- 次々と神様が助けに来てくれる
大国主はその時々で自分に合った仲間を得て成長していく
→やったことが返ってきて助けられた
- 因幡の白兎を助けた
- 人に親切にした(いじめられながらも荷物を運ぼうとした)
大切なこと
- 準備をする (白兎を助ける医療の知識があった)
- 直観を信じる(神様は一目ぼれがおおい)
- 助けを受け取る(大国主の助けられっぷりはひどいレベル)
- 「ただしいこと」より「良いこと」
大国主は苦労して統治に成功した地上世界をアマテラスに譲ります。
アマテラスが「地上も私たちが統率したいわ!」という。
- 次々とくる使者
- 最後はタケミカズチ(鹿島神宮や春日大社の神様)を使わし力で屈服させる。
- 地上をアマテラスに譲るといった。
正しいことを選択すると
大国主は「大国主は地上を開拓し、統治した。普通に考えれば大国主に地上を統治する権利がある。と主張することができた」
天照にも「父イザナギに天上の統治を任された自分が地上も統治するのがふさわしい」と考えたかもしれない
どちらが正しいかで決まると血みどろの戦いになる。
大国主は「正しいこと」ではなく「良いこと」を選択したのです
自分が国を譲ることで引き続き平和に地上の統治が続く。そして国を譲る代わりに出雲に大きな社を建てるように要求したのです。
正しいことを主張してお互い引けなくなったことありませんか?
私たちは神の子である
わけ御霊をもっている。
国を生み、人を生んだ。
神は人間を作ったのではなく、生んだ。
完璧な人はいない
神様ですらあの調子ですから人間(神)もそんなもんです。
いちいちほかの人とくらべて気にしてても仕方ないです。
日本人の霊性の高さ
日本人の道徳心は大変強い。
- 震災時の日本のマナーをみた外国人が驚く→中国メディアですら「この状況で日本人はなぜこんなに冷静なのか」と称賛
- 自主規制だけで外国に比べて感染者数を抑えている
天皇の宝物殿に「これは天皇の持ち物です」と張り紙を貼るだけで誰もとらない。盗みや争いのない国*盗掘が当たり前の中国とは大違い
地震、火事、火山、水害も多く神様とともに暮らしているきわめて希少な民族
忍耐強く霊性の高い国民→いち早く世界の縮図を体現している国
日本は世界の先駆け
少子高齢化というけれど
ものが十分ある日本が中国やベトナムなど今から発展しようとする(まだ物資がない)国と比べてもしかたない。
結局、経済が一巡しモノがあふれた時にどうなるか、どうするか?
いまの日本みたいになる
日本の神様を参考に人生をうまくいかせる
- 準備をする
- 直観を信じる
- 行動をする
- 人に親切にする
- 人に助けてもらって
- 正しいより良い方を選ぶ
おわりに
突然ですがあなたの宗教は何ですか?
そう聞かれたときに多くの日本人が「特にないけど」ってこたえるんじゃないでしょうか。そう、これが日本人。
でも、なんか変ですよね。だってお盆にはお墓参りに行ってご先祖様にとを合わせるし、お正月には初詣に行きます。みんなでおみくじを引く。
子供の七五三を神社で祝い、新車を買えば車払い。受験シーズンは合格祈願、結婚したら子宝祈願に安産祈願、厄年になれば厄払い。それもまた日本人
さあ、きがついたでしょうか?特定の宗教を信仰していなくても、習慣として、また道徳として、見えないものを信じているのが僕たち日本人なのです。
ですがかつてはこういう「万物に精霊が宿っている」という考え方は、日本だけのものではなかったのです。それは「アニミズム」とよばれ、ポリネシアやミクロネシアなど、南の海の多くの地域で信じられてきました。それが西洋による植民地化でどんどんキリスト教やイスラム教に改宗されていった。原始的な宗教だとされて消えていったのが実情です。
そんな中でも日本人はその影響を受けずに万物への感謝の気持ちを抱き続けた数少ない民族。
これからグローバル化の名のもとに、国際交流の機会が民間でもひろがってくるでしょう。そんなときに誇りをもって日本人としてふるまえる。そして自分の国のすばらしさを発信していける。そんな人がふえてくればいいな、と心から思います。
やっぱり龍と暮らします 小野寺S一喜
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