当たり前よりありがとう
当たり前にあると思うことは、
当たり前じゃなくなった時に思い知ります。
健康のありがたさは健康じゃなくなった時に
親の大切さは親がいなくなった時に
健康でありさえすればいい、いてくれさえすればいいなんておもうほどに・
人は常じゃないことから学びます。
でも
しばらくすると
子供の成績がわるい、とか旦那の給料が少ないとか
いろいろ不足な部分に目が行きます。
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魚が外の世界を見たいと思いました。
目の前の釣り人のエサに飛びついて、海以外の世界に飛び込むの
ですが、苦しくて息もできません。つまり外の世界を見た瞬間に自分がいかに恵まれたところにいたのか
思い知ることになります。
海のありがたさは海にいるときには感じないのです。
魚と同じレベルの私
私は京都の学校に通っていたのですが、
何も考えずに過ごしていました。
ある日NHKの「八重の桜」をみました。*すみませんはまってます
そこでは私が通っていた学校が舞台になっていて
会津藩士が命懸けで戦って
それでも戦に負けて、負けた後にも日本を海外列強
に追いつこうと京都にとどまって、宿敵の薩摩藩あと
に迫害を受けながら学校をたてて、仏教寺院などから反対され
ながら少しずつ前にすすんでいくという内容です。
たしかに、今出川にある校舎の正門付近には薩摩藩邸跡という石碑がたっています。
創始者は密航し西洋文化を学びます。
その後、西洋の支援者を得て日本に帰国します。
そこで会津出身の山本八重と結婚します。八重とともに試行錯誤しながらできた私学だったのです。
当たり前のことですが、歴史は続いていていまここにいるのも過去からのバトンがあったからです。
ただ受け継いだバトンは見ようとしなければ見えないほどに抽象的な観念みたいになってしまってました。
あたりまえなんじゃなくて、
ありがたいなと思ったんです。
今から
私はキャンプ場をやるのですが、その土地にもいろんな人の思いが詰まっています。
祖父が地元から大工を連れて行ってたてて、4名の共有名義で土地を購入しました。
仕事がおわったら支度して100キロ離れた下呂市の馬瀬にきて仕事の疲れをいやしに来たんです。
購入した林間地の持ち主は植村直己さんの隊に所属していた方で
アタック中に事故にあわれたりしています。
購入してからも当時の子供だった大人はその土地でいろいろ考えたり、ゆっくり読書したりひょっとして創作活動をしていたのかもしれません。
最後には3名の方が25万ずつ出資してくれて古い小屋は壊すことができそうです。
土地があるのは譲ってくれたからで、
譲ってくれる前にはそもそもそこに土地があったからです。
土地の一部が道路(市道)になっていたりして
寄付してくれといわれたり、飛び地になっていたりしますがそれもふくめて面白いです。
*クラウドファンディングもそうで見ず知らずの人が支援をしてくれました
ありがとうございます。
今回は国の補助金も活用して馬瀬地区の活性化にも寄与したいと考えています。
それと同時に、かかわる人の生計がたち、自分の好きなことを生かせて生活していけたらいいなと思っています。
今回は、クリエイター、ライター、デザイナーを個別に発注しました。
実績より、縁のあった人を中心にかかわってもらいます。
さて
今、ここにあることは当たり前でなくて
奇跡の連続なんだと思ったらあまり変なことはできません。
神様もよろこんでくれるように
自分、相手、世間、神様が〇をくれるような4方向によいを考えながらゆっくりと進んでいければとおもいます。
健康にありがとう
いままで動いてくれた手、足、目にありがとう
お世話になった学校、先生にありがとう
いまお世話になっている人、これからお世話になる人にありがとう
斎藤一人さんのいう「幸せの道」ってこういう道なんでしょうね。
「ありまえ」じゃなくて「ありがとう」に気が付く人になりたいです。
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